卵はスーパーで手軽に買うことができ、朝もささっとスクランブルエッグにしたり
茹で卵にサラダに手軽さで重宝している人も多いかと思います。
オムレツに卵かけごはん、親子丼…
卵を使ったお料理っておいしいですよね♥
ただコレステロールが気になるから食べ過ぎはいけないという意見も聞いたことありませんか?身近な卵の真実、栄養効果についてまとめました。
卵の栄養素はスーパーフード級
卵は【完全栄養食品】と言われています。
なぜなら食物繊維とビタミンC以外の栄養素をすべて含んでおり、卵を一つ食べるだけでバランスよく多くの栄養素を摂取することができるからです。
アミノ酸、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているのが特徴です。
卵に含まれているアミノ酸は体内で足りなくなると体の免疫力が下がり、体調を崩しやすくなってしまいます。アミノ酸は20種類ありますが、必須アミノ酸と呼ばれる9種類のアミノ酸は体内で自分で生成することができません。ですから食事から摂取することがとても大切になります。卵には必須アミノ酸も豊富に含まれています。
卵は良質なたんぱく質であり、美しい肌や髪の毛、筋肉をつくるのをサポートしてくれます。
まさに身近なスーパーフードなのです!
卵のコレステロールって悪者?!
『卵がいいのはわかったけどコレステロールが多いし、食べすぎは良くないんでしょ?』
という言葉きいたことありませんか?
“卵にはコレストロールが多く、太るし体に悪い”と思っていて卵を控えている方もいるのではないでしょうか?コレストロールが血管に溜まると血管を塞いで動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まるということが知られています。
ですが実はこれコレステロールが多い卵(食品)を食べると引き起こすというのは最新の研究で誤解であると証明済みなのです。
コレステロールとは細胞膜やホルモンを作る材料となる大事な栄養素です。
現在ではコレステロールの摂りすぎが病気の原因という説には否定的な意見がほとんどなのです。
コレステロールとは
コレステロールが多いと血管がつまり動脈硬化や心筋梗塞の原因になります。
ではそもそも血管になぜコレステロールが溜まるのでしょうか?
それはコレステロールの高い食品を食べすぎているからだと認識されていましたが違います。
コレストロールは血管の傷を守る包帯のような役割で、傷ついた血管を治そうと肝臓が指令をだしコレステロールを貼り付けるのです。
傷口、炎症がある限り、肝臓がコレステロールを何回も貼り付けるように指令を出すので、結果的にコレステロールが血管を塞いでしまうのです。
血管を傷つける原因
最近の研究によると血糖値の急激な上昇や活性酸素による血管の炎症が起こると、肝臓が血管を守るためにコレステロールを作って血管に送るということがわかっています。
コレステロールを含む食品を食べて、血中のコレステロール値が上がるという科学的根拠はないのです。
コレステロールの分子は大きく体内でほとんど吸収できず不要な分は排出されてしまうからです。遺伝的にコレステロールを代謝できない人など例外を除けば、卵はいくらとっても大丈夫というのが最新の科学の結果です。
なので避けるべきはコレステロールを含む食品ではなく、血管にダメージを与えて結果的にコレステロール値を増やしてしまう食品なのです。
糖質の多い食事やトランス脂肪酸などの油などが血管を傷つけてしまいます。
フライドポテトなどの揚げ物、マヨネーズ、加工食品は活性酸素を増やし血管を傷つけ、肝臓にコレステロールを作らせてしまう原因になってしまいます。
コレステロールを恐れて卵を控える必要なんてありません!
おいしく素晴らしい栄養素を含む卵を積極的に食べて、美しい体づくりアンチエイジングをサポートしてもらいましょう!
卵の食べ方
卵は良質な栄養素の宝庫です。積極的に取り入れましょう!
卵を摂るうえでのポイントはこちらです。
まず一回の食事では2~3個にしましょう。
これは一回の食事で体消化吸収できるタンパク質の量に限度があるからです。人によって差はありますが、だいたいタンパク質は20~25グラムです。これが卵なら2~3個になります。
一回の食事での目安なので、朝ごはんに3つ食べて、夜にまた食べるのは問題ありません。
栄養素の面でおすすめな食べ方は生に近い方がいいです。生の方が栄養素が熱で失われることなくしっかり摂取できます。
卵かけごはん、半熟スクランブルエッグ、半熟ゆでたまごなど♪
できるだけ半熟で食べるのがおすすめですが、茹でた卵でもしっかり栄養素を摂れるので自分の食べたいように、料理によって自由に変えて食べるのが1番いいかと思います。
卵で一工夫生活
朝食でしっかり摂取したいタンパク質!
スクランブルエッグはフライパンに油を敷いて1,2分でできるので忙しい朝にとてもおすすめメニューです!
油は火に強くアンチエイジング効果抜群のココナッツオイルがおすすめです。
スクランブルエッグにお味噌をつけて食べたり、ターメリックをかけたりシンプルに塩食べたり調味料を変えるだけでも変化を楽しめます。
茹で卵を作っておけば、持ち運びもでき、ちょっと疲れたりお腹が空いたときに食べることができます。
ジム前にバナナを食べている方見かけますが運動前に糖質を摂ってしまうのはもったいない!
そんなときにゆでたまごはいかがでしょうか?
運動前にタンパク質を摂取することができて筋肉を作るのをサポートしてくれます。
手軽でおいしい卵を生活に取り入れて健やかライフを送ってくださいね!