私は長年の学生生活で(みなさんと同じですが…(笑)
特段姿勢を意識してこなかったので、社会人になったころには猫背になっていました。もちろんそのときは自分が猫背だとは全く思っていなかったのです。
そして肩こり、首の痛みは日常的なものでした。
肩こりの原因、そしてそんな私が肩こりを解消した方法をご紹介します⭐
Contents
肩こりの原因は姿勢が原因
冒頭で話しましたが、私はすごく猫背でした。今昔の写真をみると驚くほどです。
ただ当時の私は全く姿勢が悪いだなんておもっていませんでした。
姿勢の悪さには無自覚ということがとても多いです。
社会人になり長時間の事務作業を行うようになると学生のころとは比にならないほどの肩こりに悩ませれ、週に3回整骨院に通うようになりました。
片頭痛も多くなり、片頭痛に効果があると言われる高価なハーブをで購入していましたが大きな改善はありませんでした。
悩みを解決したく様々な情報を集めている中で根本は姿勢の問題だ!と気付き、姿勢をよくすることを意識してきました。
そして肩こりをはじめ、片頭痛もよくなり、無理に力をいれることなく正しい姿勢キープできるようになりました。
身をもって実感した姿勢の大切さ。姿勢が私たちの健康や美容に与える影響は絶大です。
美しい姿勢で得られる効果
美しい姿勢でいるとそれだけで、品がでてオーラが変わります。
目の前に、猫のように背中がまるまっているひとと、ぴんとまっすく伸びた姿勢でいる人がいたらどちらの方にいい印象を抱くかは一目瞭然ですよね。
姿勢がいいと体のめぐりリンパの流れもスムーズなり、顔色がよくなります。全身の筋肉を正しく使えるので疲れづらく痩せやすい体質になれます。上半身が前かがみになることで肺を圧迫することもないので酸素を充分に取り込むことができ体の細胞もいきいきと、脳の回転もよくなります。はつらつした健康さは周りに伝わり、あなたは他の方からみても【魅力】に溢れた人になるのです。
姿勢をよくすることで得られる効果はたくさんあります。こちらです!
代謝活動が活発になる
呼吸が深くなり自律神経が整う
冷え性改善
便秘の改善
肩こりの改善
美しい見た目
バランスの取れた筋肉がつく
免疫力があがる
疲れずらい体になる
運動能力向上
リンパの流れがスムーズになりむくみ解消
エネルギーがあがる
前向きな思考になる
まだまだ素晴らしい効果はありますが一部を抜粋しました。『健康』の『健』という字は『にんべん』に『建物』の『建』と書きます。
私たち、人は体という『建物』が歪んでいないのが『健康』の秘訣なのです。
私たちの姿勢が悪くなる大きな原因…
生き物としての人間の体の基本的な作りは何万年も前からそれほど変わっていません。そして『骨は筋肉によって働く』という原則も3億年前らから変わっていません。
ですが生活スタイルはここ100年で大きく変わりました。
自分で狩りをしなくても、田畑を耕さなくても、スーパーにいけば多くの食材が溢れていますし、水をくんで運んだり、山を越えて歩いたりする必要はない快適で便利な生活にシフトしました。
これは文明の発展で素晴らしいことでもあるのですが、同時に本来使われるべき筋肉が使われずに、正しい動きを忘れたり、特定の筋肉だけが酷使されたりしている問題があります。
体のすべてのシステムは『動くこと』によって活性化されます。すべては動くことに始まり、動かないことに死に近づいていることにつながります。
体を正常に動かすためにも、よりよくいきるにも「動き」は絶対に欠かせないのです。
ところが現代人の体は『適切な運動』という、体を活性化させる刺激が絶対的に足りません。
そう私達の姿勢を悪くする大きな原因は、体を動かすことが絶対的に不足しているということです。
痛みとは体からの警告メッセージ
体が歪んでいる現代人は体に不調を抱えている人がおおいですが、これは体からのメッセージであり、警告です。私たちに気付かせてくれるサインなのです。
痛みが生じたときに、針やマッサージ、もしくは外科手術をしてその特定の部分だけの痛みをとることは対処療法にすぎず、本当の問題解決につながってつながっていないのです。
なぜそこに痛みがでるのか…
と考えると体が歪んでいるからです。骨盤のゆがみの影響が腰やひざ、肩にでている、なんてことはたくさんあります。
体は一つです。肩は肩、腰は腰と独立していません。すべて合わせて一つの体なのです。
腰痛を直したくって腰だけを手術するよりも体のゆがみをとって姿勢をよくすることで根本的な改善であり傷みを取りさることができるのです。
逆をいえばそれ以外の痛みを取り除くことが難しいのです。できたとしてもその場しのぎの対処療法にすぎないのです。
ダイエットと姿勢
ダイエットをする上でも姿勢をよくすることはとても大切です。
体は歪んだ状態=正常な状態でない
このような体で筋肉トレーニングや有酸素運動で負荷を与えると体への負担が大きくなります。
痛みの原因になります。ケガの原因にもなってしまいます。また姿勢が悪いままだとトレーニングを続けてもいつまでたってもお腹のポッコリがなくならなかったり。特定に筋肉だけが発達し、アンバランスになりかねません。
食事制限でカラダがスリムになってもなんだかやつれてみえたりしてしまいます。
ダイエットを始めるすべての方こそ正しい姿勢を意識しましょう!
正しい姿勢でしっかり必要な筋肉がつけば、美しく機能的な体を手に入れることができます。健康で美しい体を手に入れる上で、正常な姿勢は必要不可欠です。
姿勢をよくしよう
ストレッチで体をほぐす
とても簡単なことです。ストレッチってそんなことか〜!とお思いの方もいるかと思いますが実はストレッチは非常に重要なのです。
筋肉は使わないでいると硬くなります。そしてそのまま放置すると骨に癒着します。硬い筋肉が骨にぴったしくっついてしまうのでどうなるかというと骨・筋肉の可動域が狭くなります。
その結果、怪我をしやすい体にもなりますし、姿勢をよくしようとおもって骨に癒着した筋肉が動いてくれません。
硬く凝り固まった筋肉はうまく機能しなくなってしまうのです。たとえば太ももの裏側の筋肉が硬く凝り固まってしまうとお尻がたれてしまいます。筋肉は連動して作用しあっているからです。
まずはじめに今まで今までできた筋肉をほぐすためにストレッチをしましょう!
ストレッチポールで体をほぐす
ストレッチポールを使って全身をほぐしましょう。
背中、前もも、横もも、後ろ側のもも、股関節、両脇下、首、背中の後ろにもって肩のストレッチ。
ストレッチポールの上で寝ることで日常とは逆の方向に肩や体が引っ張られストレッチ効果と姿勢改善効果が望めます。
ゴルフボールでお尻をストレッチ
次にゴルフボールを用意しましょう。
テニスボールでもなにか硬い丸いボールなら良いです。
それを椅子に置いてお尻を乗せてマッサージします。
日常座っている時間はおおいので、お尻の筋肉が硬く凝り固まっている人とても多いです。いた気持ちいぐらいでこのお尻の筋肉とほぐします。
お尻の奥の筋肉もほぐすことができます。
アキレス腱をマッサージ
足首は体の全体重を支えるとても重要な部位です。そして、そんな足首近くにあるアキレス腱も日常で酷使され、硬くなりがちです。そして筋肉が骨に癒着しがちなのです。
アキレス腱をつまんでゆらして、マッサージをしましょう。
足のむくみがとれ、足痩せ効果も抜群です。
体の姿勢をよくするエクササイズ
ストレッチで体をほぐすことを日常に取り入れたら、次は体の歪みをとり、姿勢をよくするエクササイズとしましょう。
椅子に足を乗せて姿勢改善
①仰向けに寝ます
②両足を椅子やソファーにのせます
※このとき、膝の角度は45度になるように椅子の高さをクッションなどで調整しましょう
③両手は手のひらを上に体から45度はなし、楽におきます
④そのままリラックス。10分ほど呼吸を意識しその姿勢でいます。
ただ寝ながら足を椅子に乗せてるだけですがこの姿勢とても素晴らしい効果があるのです。
重力を使って、骨盤を正しい位置に戻してくれと猫背や内に巻いてしまった肩を正しい位置に戻します。
椅子に座ることがおおい方にとてもおすすめです。
できるだけリラックスするのも筋肉を緩めるポイントです。
壁を使って体左右の歪みを解消
①肩、腰、かかとを壁につけて足を股関節の幅に開いて立つ
②両足は中指はまっすぐ前を向くようにする
③両腕を真横に伸ばし手のひらを前に向ける
④左右の腕の位置を一直線にしたまま、右に上半身全体を傾け次に左に傾ける
⑤これを左右合計10回行う
⑥ ①〜⑤まで終わったら足の幅を2倍に開いて同じように行い、次に3倍ほどひらいいて行う
こちらの動きで左右の歪みを調整します。左右の歪みをとることで正しい姿勢をキープしやすい体にします。また骨盤と肩のゆがみを調節することで肩こり解消効果、腰痛への効果が期待できます。
日常生活で意識すること
ストレッチで体をほぐし歪みをとったら次は正し姿勢を意識することがポイントです。体は意識するだけで変化します。
ぜひ意識してみてください。
肩を軽く後ろに引く&肩甲骨を下げるように意識
肩甲骨を寄せようとすると力が入りすぎてしまいがちなので、肩甲骨軽く下に下げることと肩を軽く後ろに引くことを意識します。そうすることで鎖骨が開き、肩が正しい位置にいき自然と姿勢がよくなります。
背筋をよくしようとすると背中が反ってしまいがちになるので肩を軽く後ろに引くことと肩甲骨をさげることを意識しましょう。
腹筋・背筋を鍛える
お腹を鍛えることで腹部の骨がないところに筋肉という支えができ、綺麗な姿勢をキープしやすくなります。結果姿勢がよくなります。
また背中の筋肉もつけることで上半身がまえに丸まるのを防いでくれます。
腹筋の鍛え方はこちらとご覧ください。
できるだけ体を動かす
思いっきり好きなスポーツを楽しんだり、ウォーキングやランニングをすることで筋肉を刺激しましょう。筋肉は使わないと硬くなりやすくなるので動かすことが大切です。
ですがハードな運動を何日も続けて行うと今度は筋肉疲労で筋肉が硬くなってしまう恐れがあるのでストレッチを念入りに行うようにし、体・筋肉を休める時間をとりましょう。
足を組まない&鞄をもつ腕を左右変える
足を組むのがくせになっている方も多いですが足を組むとやはり骨盤付近がねじれ姿勢が崩れる原因です。できるだけ足を組まない時間を増やすようにしましょう。
鞄をもつときも、いつも右腕だけにもつとバランスをとろうと体は左に傾きます。左右もつ、肩や腕をかえましょう。
まとめ
いかがでしたか?
私達の体は意識でどんどん変化します。
姿勢をよくすることで私達、健康も集中力も美しさも手に入れることができるのです。そして痛みや怪我もしずらい本来の体に戻ります。
姿勢をよくすることは人生をよくすることです。